芝百年会(会長:金子栄一 事務局:東京都港区新橋2-4-7 中沢乳業株式会社内)では、「芝百年 暖簾の物語」を2022年2月17日(木)より発売いたします。
芝百年会は、「芝」で江戸元禄から大正初期の間に創業し、百年以上営業する和と洋の文化の老舗が以下の目的 (①地域経済の活性化事業、②老舗文化発信事業、③相互交流事業、④共同学術研究)を掲げて2016年に創設しています。
この度、革新を重ねる老舗の旦那、女将の物語を単行本としてとりまとめました。
芝百年会は、これからも「芝」のまちの魅力を、老舗の文化を通して普及、情報の発信に積極的に取り組んで参ります。
1.本の概要
- 著者 :芝百年会
- 発売日:2022年2月17日 初版
- 定価 :単行本(ネット書店:Amazon) 2,500円(税込)、331P A5判
電子書籍(Kindle) 2,000円(税込) - 発行所:青山ライフ出版株式会社
2.芝っ子の思い出の場所の紹介
古地図を見ると「芝」は江戸市中でも珍しい町割りの地域でした。当時は寺社地・譜代大名の上屋敷・町人まちが互いに接し、さらにそこには東海道が通り、色々な階層の人が頻繁に往来していた土地柄の名所や旧跡を、この地で生まれ、この地で育った暖簾の旦那と女将が、自らの思い出を加えてご紹介しています。
3.芝っ子の呼称の由来の紹介
「芝のまちの軌跡」で江戸時代後期から明治、昭和、平成、令和時代に至る芝のまちの変化を記述し、老舗が多く存在する芝のまちの特性と芝で生活している人々を江戸っ子、芝っ子の呼称の誕生と特有の気質の「いき」を通して解説をしています。
4.芝百年会老舗の紹介
芝百年会は、古来からの業種である和菓子・佃煮・蕎麦・鰻・鮨・和服・鳥料理・清酒・酒造・碁盤・和竿といった「和の老舗」と、乳製品・洋酒・洋菓子・珈琲・建築金物・洋行鞄・化粧品・洋家具といった文明開化によって、外国との交流で生まれた業種である「洋の老舗」が名を連ね、ご紹介する芝百年会の会員は、これまでに築いてきた暖簾にあぐらをかく事なく、『伝統は守るだけでなく創るもの』と心に刻み、革新を重ねていく老舗でございます。
5.老舗の文化論についての紹介
「老舗とは何か」、「老舗の文化とは」などのことを、ひとつひとつひも解いて、「何年たったら老舗になるか」、「老舗の語源」、「商売と商人」、「暖簾と扁額」などを、分かりやすく解説しています。
■お問い合わせ先
芝百年会 事務局
URL:https://shiba-shinise.com/contact/